今回は、"中華タブレットをRoot化"してみようと思います!

使用するソフトは"Kingo Root"です。

では、早速やってみましょう!

~Root化とは?~
実は、Androidを含むUNIX系のOSには"root"と呼ばれるユーザーが存在しています。
このユーザーは自分のシステムファイルに自由にアクセス出来ます。
システムに自由にアクセスできるようになると、以下のようなことが可能になります。

・(中国語のアプリなど)消去できないアプリを消去できる
・本体の設定を自由に変更できる(性能UPやスタミナUP)
・システムの改造、改変が自由にできる


詳しくは:Androidをroot化する10の理由に記載されています。

このように便利な"Root化"ですが、簡単に言ってしまうと"アプリ次第で何でも出来る"ようなスマホになってしまうので、リスクが伴います。
リスクの例は次のようなものです。

・ウイルスなどに感染しやすくなる
 →システムに簡単にアクセスできるので、万が一感染してしまった場合の被害は”通常の状態(Root化なし)”で使用している時よりも大きくなります。

・文鎮化の恐れがある。
 →万が一Root化に失敗した場合、そのスマホやデバイスは修理が必要になる場合があります。


詳しくは:Androidをroot化する時に知っておきたいことに記載されています。



このようにRoot化は便利になる分、リスクが伴います。
そのため、この記事に書いている方法は

※自己責任でお願いします。

~Kingo Rootとは?~
Kingo Rootのホームページ

世界中の有志の方が開発している"Rootを略奪"するためのソフトウェア。
基本的にRoot化をするには、端末によって専用の方法で行う必要がありますが、この"Kingo Root"は多彩なデバイスに対応しています。
(対応していないデバイスもあります。)

~Root化の手順~
では、Root化をしてみたいと思います。
今回使用するタブレットは"Chuwi Hi8"です。
このブログではお馴染みの機種ですね(笑)
WindowsとAndroidのデュアルブートですが、果たしてRoot化出来るでしょうか...?

0.端末のデバックモードを有効にする。
準備としてAndroid端末を"デバックモード"にする必要があります。
これは、Root化したい端末によって手順が異なりますので、以下のサイトを参考にしてみてください。

USBデバッグを有効にする、提供元不明アプリのインストールを許可する


1.KingoRootをインストールする
Kingo Rootは以下のサイトでダウンロードできます↓

Kingo Rootのホームページ

サイトが開くと「PRODUCT▼」とあると思います。
その項目から、「ANDORID ROOT for Windows」という部分をクリックしてください。
次に「Download from FTP...」という部分をクリックするとダウンロードできます。
ダウンロードが終わったらインストールに進んでください。


2.Kingo Rootを起動する。
先ほどインストールした"Kingo ROOT"を起動してください。
キャプチャ9
上記のように"Not Connected"と表示されればOKです。


3.PCとAndroid端末を接続する。
P7090388
パソコンとRoot化したい端末をUSBで接続します。
僕の環境では、以下のものを利用します。
PC:ASUS x202e
タブレット:Chuwi Hi8


4.Root化を実行する
USBを接続してしばらくすると、以下のような表示が出ます。
キャプチャ10
「インストール」をクリックしてください。

後は、Kingo Rootが自動的にRoot化を行います。
キャプチャ11
しばらくして画像のような表示になり、"ROOT Status: YES"となっていればRoot化成功です。

お疲れ様でした!

※この方法でRoot化すると上手くいかないという報告が寄せられました。
その場合、"質問をまとめてみた"に記載されている"刷机大師"というソフトで
Root化できる可能性があります。