今回は、Windowsタブレットでも動作可能で多機能なAndroidエミュレータの「MEmu」を紹介したいと思います!
~”MEmu”とは?~
「MEmu」は中華タブレットを開発している「Cube(酷比魔方)」の関連会社が開発した”Androidエミュレーター”です。
中華タブレットには”Dual OS”というタブレットが存在しており、AndroidとWindowsが両方起動できるものがありますが、GoogleとMicrosoftのライセンス的に微妙な存在のタブレットです。
また、最近のWindowsタブレットに搭載されている「Intel Cherry Trail」というCPUはAndroidとWindowsを共存させることが難しくなっているようです。
このエミュレーターはそのようなWindowsタブレット向けに開発されたので、動作が非常に軽いのが特徴になっています。
また、このエミュレーターは軽いのに加えて、非常に多機能なのが特徴です。
代表的な機能を挙げると、
・標準でRoot化に対応
・Windowsとファイルの共有
・製造元や位置情報を自由に変更可能
このように中国製のアプリらしい、少し特殊な機能が搭載されています。
また、フリーソフトなので無料で使うことが出来るのも特徴です。
ただし、中国製のアプリなのでインストールは自己責任でお願いします。
それでは、早速インストールしてみましょう!
~ダウンロード&インストール編~
1.以下サイトから、MEmuをダウンロードしてください。
MEmu Download
2.ダウンロードしたプログラムを起動させます。
3.Installを押します。
※インストール先を変更したい場合、「Browse」のボタンで変更できます。
4.インストールが完了すると、「Fnish」を押します。
これでインストールは完了です。
~起動&設定編~
1.デスクトップにある「MEmu」を起動させます。
2.しばらくすると、Androidのホーム画面が表示されます。
これで起動は完了です。
3.「設定」→「Language & input」→「Language」→「日本語」を選択して日本語化します。
「設定」を選択
↓
「Language & input」を選択
↓
「Language」を選択
↓
「日本語」を選択
これで日本語化は完了です。
4.「設定」→「日付と時刻」→「タイムゾーンの選択」→「日本標準時」で時間を変更します。
「日付を時刻」を選択
↓
「タイムゾーンを自動設定」のチェックを外す→「タイムゾーンの選択」を選択
↓
「日本標準時(東京)」を選択
以上で時間設定は完了です。
5.「設定」→「アプリ」→(中国語のアプリ)→「アンインストール」で中華アプリを消去します。
※現在は消去済みの物を配布していますので、この処理は必要ありません。
「設定」を選択
↓
「アプリ」を選択
↓
(中国語のアプリ)を選択
↓
「アンインストール」を選択
以上で設定は終了です。
この状態になれば通常のエミュレーターと同様に使用することが出来ます。
~機能編~
ここからは搭載している機能について説明します。
1.ナビゲーションバー
ナビゲーションバーはMEmuを起動したときに右に出てくるボタンです。
次のようなことが可能です。
・全画面表示ボタン
エミュレータの表示を全画面にすることが出来ます。
※全画面でナビゲーションバーが消えた場合、画面の右側をタップすると出てきます。
・スクリーンショットボタン
スクリーンショットを取ることが出来ます。
・キーボードボタン
主にエミュレータをマウスで使用するときに使います。
・シェイクボタン
端末を振る動作が出来ます。
・画面回転ボタン
画面の向きを変更することが出来ます。
・APKインストールボタン
野良アプリや自作アプリなどのGooglePlayにないアプリをインストールすることが出来ます。
・メモリ開放ボタン
エミュレータが遅くなってしまった場合、メモリの開放が出来ます。
・設定ボタン
各種設定が可能です。
※詳細は以下に記載しています。
・ヘルプボタン
使用方法を見ることが出来ます。(英語)
・ボリュームボタン
エミュレータ側の音量を調節できます。
2.設定
ナビゲーションバーにある設定はエミュレーターの詳細な設定を行うことが出来ます。
・General
Generalでは「画面解像度」や「CPU」、「メモリ」などの設定を行うことが出来ます。
※Windowsタブレットでは解像度を下げておくことをお勧めします。
・Advanced
AdvancedではGeneralよりも詳細な設定が可能です。
※Mobile phone numberで電話番号を設定しても、電話を掛ける等はできません。
※セキュリティが心配な場合、Root Modeのチェックを外してください。
・Shared
Sharedでは、Windowsとファイルの共有を設定できます。
Windows側の共有したいフォルダを選択すると
↓
Android側とファイルにファイルが表示されます。
・GPS
GPSでは、自分の好きな場所に位置情報を変更することが出来ます。
地図上の自分の好きな場所を選択し「Save location」を押してください。
3.Multiple Instance Manager
インストール時に「MEmu」の他にもう一つアイコンが作成されています。
この機能を使用することによって、以下の事が出来ます。
・エミュレータの作成、コピー、削除等
・エミュレータの同時起動
起動すると、このような画面になります。
「Create」は新しいandroidエミュレーターを作成することが出来ます。
「Import」はエミュレータのイメージファイルを読み込むことが出来ます。
(再生ボタン)でエミュレータの起動が出来ます。
※二つ以上のエミュレーターを同時に起動することも出来ますが、Windowsタブレットではお勧めできません。
(ゴミ箱ボタン)でエミュレーターの削除が出来ます。
「Clone」はエミュレータのコピーを作成できます。
「Export」はエミュレーターのイメージファイルが作成できます。
~問題点~
最後に現時点で分かっている問題点(欠点)だけ記載して終わろうと思います。
・ホームアプリの変更が出来ない
※Root化されているので無理やり変更できますが、コマンド操作が必要で初心者には難しいと思います。
・画面の回転がおかしくなることがある。
※主に横画面用のアプリから縦画面用のアプリに移行した際に起こります。
・起動したままスリープにするとフリーズすることがある。
※エミュレータの再起動が必要になります。
・中華アプリなので信用性が..
※Avastでウイルススキャンを行い、問題なしの結果でしたが、中国が開発したものなので信用的には微妙です。
今回紹介した”MEmu”ですが、この様な欠点があるものの非常に優れたエミュレーターだと思います。
それでは最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
~”MEmu”とは?~
「MEmu」は中華タブレットを開発している「Cube(酷比魔方)」の関連会社が開発した”Androidエミュレーター”です。
中華タブレットには”Dual OS”というタブレットが存在しており、AndroidとWindowsが両方起動できるものがありますが、GoogleとMicrosoftのライセンス的に微妙な存在のタブレットです。
また、最近のWindowsタブレットに搭載されている「Intel Cherry Trail」というCPUはAndroidとWindowsを共存させることが難しくなっているようです。
このエミュレーターはそのようなWindowsタブレット向けに開発されたので、動作が非常に軽いのが特徴になっています。
また、このエミュレーターは軽いのに加えて、非常に多機能なのが特徴です。
代表的な機能を挙げると、
・標準でRoot化に対応
・Windowsとファイルの共有
・製造元や位置情報を自由に変更可能
このように中国製のアプリらしい、少し特殊な機能が搭載されています。
また、フリーソフトなので無料で使うことが出来るのも特徴です。
ただし、中国製のアプリなのでインストールは自己責任でお願いします。
それでは、早速インストールしてみましょう!
~ダウンロード&インストール編~
1.以下サイトから、MEmuをダウンロードしてください。
MEmu Download
2.ダウンロードしたプログラムを起動させます。
3.Installを押します。
※インストール先を変更したい場合、「Browse」のボタンで変更できます。
4.インストールが完了すると、「Fnish」を押します。
これでインストールは完了です。
~起動&設定編~
1.デスクトップにある「MEmu」を起動させます。
2.しばらくすると、Androidのホーム画面が表示されます。
これで起動は完了です。
3.「設定」→「Language & input」→「Language」→「日本語」を選択して日本語化します。
「設定」を選択
↓
「Language & input」を選択
↓
「Language」を選択
↓
「日本語」を選択
これで日本語化は完了です。
4.「設定」→「日付と時刻」→「タイムゾーンの選択」→「日本標準時」で時間を変更します。
「日付を時刻」を選択
↓
「タイムゾーンを自動設定」のチェックを外す→「タイムゾーンの選択」を選択
↓
「日本標準時(東京)」を選択
以上で時間設定は完了です。
5.「設定」→「アプリ」→(中国語のアプリ)→「アンインストール」で中華アプリを消去します。
※現在は消去済みの物を配布していますので、この処理は必要ありません。
「設定」を選択
↓
「アプリ」を選択
↓
(中国語のアプリ)を選択
↓
「アンインストール」を選択
以上で設定は終了です。
この状態になれば通常のエミュレーターと同様に使用することが出来ます。
~機能編~
ここからは搭載している機能について説明します。
1.ナビゲーションバー
ナビゲーションバーはMEmuを起動したときに右に出てくるボタンです。
次のようなことが可能です。
・全画面表示ボタン
エミュレータの表示を全画面にすることが出来ます。
※全画面でナビゲーションバーが消えた場合、画面の右側をタップすると出てきます。
・スクリーンショットボタン
スクリーンショットを取ることが出来ます。
・キーボードボタン
主にエミュレータをマウスで使用するときに使います。
・シェイクボタン
端末を振る動作が出来ます。
・画面回転ボタン
画面の向きを変更することが出来ます。
・APKインストールボタン
野良アプリや自作アプリなどのGooglePlayにないアプリをインストールすることが出来ます。
・メモリ開放ボタン
エミュレータが遅くなってしまった場合、メモリの開放が出来ます。
・設定ボタン
各種設定が可能です。
※詳細は以下に記載しています。
・ヘルプボタン
使用方法を見ることが出来ます。(英語)
・ボリュームボタン
エミュレータ側の音量を調節できます。
2.設定
ナビゲーションバーにある設定はエミュレーターの詳細な設定を行うことが出来ます。
・General
Generalでは「画面解像度」や「CPU」、「メモリ」などの設定を行うことが出来ます。
※Windowsタブレットでは解像度を下げておくことをお勧めします。
・Advanced
AdvancedではGeneralよりも詳細な設定が可能です。
※Mobile phone numberで電話番号を設定しても、電話を掛ける等はできません。
※セキュリティが心配な場合、Root Modeのチェックを外してください。
・Shared
Sharedでは、Windowsとファイルの共有を設定できます。
Windows側の共有したいフォルダを選択すると
↓
Android側とファイルにファイルが表示されます。
・GPS
GPSでは、自分の好きな場所に位置情報を変更することが出来ます。
地図上の自分の好きな場所を選択し「Save location」を押してください。
3.Multiple Instance Manager
インストール時に「MEmu」の他にもう一つアイコンが作成されています。
この機能を使用することによって、以下の事が出来ます。
・エミュレータの作成、コピー、削除等
・エミュレータの同時起動
起動すると、このような画面になります。
「Create」は新しいandroidエミュレーターを作成することが出来ます。
「Import」はエミュレータのイメージファイルを読み込むことが出来ます。
(再生ボタン)でエミュレータの起動が出来ます。
※二つ以上のエミュレーターを同時に起動することも出来ますが、Windowsタブレットではお勧めできません。
(ゴミ箱ボタン)でエミュレーターの削除が出来ます。
「Clone」はエミュレータのコピーを作成できます。
「Export」はエミュレーターのイメージファイルが作成できます。
~問題点~
最後に現時点で分かっている問題点(欠点)だけ記載して終わろうと思います。
・ホームアプリの変更が出来ない
※Root化されているので無理やり変更できますが、コマンド操作が必要で初心者には難しいと思います。
・画面の回転がおかしくなることがある。
※主に横画面用のアプリから縦画面用のアプリに移行した際に起こります。
・起動したままスリープにするとフリーズすることがある。
※エミュレータの再起動が必要になります。
・中華アプリなので信用性が..
※Avastでウイルススキャンを行い、問題なしの結果でしたが、中国が開発したものなので信用的には微妙です。
今回紹介した”MEmu”ですが、この様な欠点があるものの非常に優れたエミュレーターだと思います。
それでは最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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